かつおのまち 枕崎

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カツオ学入門【 第2章 資源と生態】①

❏資源と漁獲
カツオ資源は減少し小型化している 。
日本の一本釣りやはえ縄漁の水揚げ量は減少傾向にあり、2009年の場合、前年の6割以下に落ち込んだ。
また、1kg以下のサイズが3割程度となっていて小型化の傾向にある。
日本国内では近海かつお一本釣りで漁獲された刺身の人気が高いが、三陸沖や土佐沖などで行われる一本釣りやはえ縄の漁獲は減っていまる。
浮魚礁で集めた群れを網で囲んで一網打尽にするまき網漁が増えていて、外国まき網の台頭により漁獲されたカツオはタイなどの缶詰工場に運ばれ、日本などに輸出される。 現在では世界のカツオ相場はバンコクで決まるとまで言われている。
全体の漁獲量は増加しているが、カツオの過剰漁獲が資源に悪影響を与えているという指摘もある。
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