かつおのまち 枕崎

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カツオ学入門【 第1章 種類と生態と生理・構造 】①

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❏種類・形
・分類はスズキ目サバ科カツオ属カツオ
・大型のものは全長1m・体重18kgに達する。漁獲が多いのは50cm前後。今までに漁獲された最大体長は127cmで、10年以上生きていたらしい。
・遊泳速度は、30~40k。堅牢な背骨と尾びれ、赤身の筋肉を持ち合わせる。
・体側の後半部には鱗はなく、第1背びれの前端が高くなること、体側下部に数本の暗色の斜走線が出現することで他種と区別できる。
・背側は濃い藍色で、腹側は無地の銀白色だが、興奮すると腹側に4~10条の横縞が浮き出る。死ぬと、この横縞が消え、縦縞が現れる。
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・新鮮なカツオの見分け方は他の魚と同じように、目や鰓(エラ)で見分ける他に、体の張りや対側の縦縞がはっきりして、体型が歪んでいないものが新鮮