枕崎市漁業協同組合は、
漁獲・製造・販売のすべてを行う
日本で唯一の漁協です。
お役立ち情報
漁協だより・お知らせ
- 2024年01月30日 漁協だより 漁協だよりNo.77
- 2023年11月09日 漁協だより 漁協だよりNo.76
- 2023年10月20日 お知らせ 代表電話通信障害のお詫びと復旧のお知らせ
- 2023年10月19日 お知らせ 代表電話通信障害のお知らせ
- 2023年08月21日 漁協だより 漁協だよりNo.75
MAKURAZAKI
三百五十年以上の
歴史を誇る
かつお漁業のまち、枕崎
鹿児島県薩摩半島の最南端に位置し、
東シナ海に面している
“かつおのまち”枕崎は、江戸時代にはかつお漁業でも
大いに栄え、近代かつお漁の祖・原耕氏が大正4年から
昭和初期にかけて、
南方海域の漁場開拓を行い台湾・フィリピンまで
漁場を開拓し、
技術の向上と鰹節生産量日本一となる
今日の礎を築きました。
かつお一本釣り
かつお一本釣りは活餌を撒き、疑餌針を使って竿で釣る、日本古来からの漁法です。一尾づつ船上に釣り上げられるため、一回の漁獲量は少ないですが釣り上げたカツオの扱いが丁寧なので鮮度がとてもよく、そのほとんどが刺身生食用として流通しています。一本釣りは、近海と遠洋に分けられ、近海一本釣りは氷浸けにされ鮮魚で流通するのがほとんどですが、枕崎の遠洋一本釣りは冷凍設備を備えているため一年中操業が可能です。
【枕崎のかつお】枕崎ぶえん鰹
一本釣りしたカツオを船上で活き締め(血抜き)した後、急速冷凍しました。
昔から枕崎では、塩をしていない新鮮な魚を「ぶえん(無塩)」と呼んでいたことから
「ぶえんのように新鮮な」という意味を込め「枕崎ぶえん鰹」と命名しました。
魚価の低迷や燃料費の高騰等厳しい環境にさらされる
遠洋かつお一本釣り漁業の現状を打破するために当組合が試行錯誤を重ねて開発しました。
詳しくは枕崎ぶえん鰹についてをご覧ください。
遠洋かつお一本釣り
漁船を所有
漁協独自の事業として、
遠洋かつお一本釣り漁船・
第三協洋丸(499t)
1隻を所有し、南太平洋及び
三陸東沖漁場にて、
さしみ用カツオ・ビンチョウマグロを
捕獲しています。
全国25隻のなかでも、
常に上位の成績を収め、
当漁協の中心的役割を
果たしています。
鰹節生産量日本一!
漁獲・製造・販売を一本化
枕崎市漁協では、生産量日本一の枕崎鰹節の原漁であるカツオを中心にサバやアジ等の青物類、沿岸近海物まで多種多様な魚種を取り扱う市場、冷凍・冷蔵保管管理、氷の製造販売を行う製氷冷蔵施設、第三協洋丸をはじめ地元の遠洋かつお一本釣り漁船が漁獲してくる生食用凍結カツオを加工する総合加エ工場を有し、新鮮な海の恵みのおいしさをスピーディーに余すことなく提供しています。くわしくは枕崎市漁協についてをご覧ください。
国際総合漁港として枕崎から全国、
そして世界へ
枕崎漁港は全国に13港しかない特定第三種漁港の指定を受け、
遠洋漁業及び沖合漁業の拠点港となっています。
また、漁港単独では日本で初めて開港(貿易港)指定され、高度衛生型
荷さばき所も出来、南の水産物流通拠点漁港として発展しています。